お知らせ
company information
青い森鉄道株式会社を訪問しました
みなさんこんにちは!
青森圏域Uターン就活サポートデスク就職相談員の神(じん)です。
新たに地元企業や誘致企業を訪問することで、「地元でもやりたいことができる」「知らなかった地元企業の魅力を知る」といったきっかけを生み出し、ご登録企業様と求職者様がよりマッチングしやすい環境をご提案できればと考えています。
今回は、青い森鉄道株式会社を訪問しました。
青い森鉄道株式会社Webサイト:https://aoimorirailway.com/

青い森鉄道線は青森駅から目時駅までの全長121.9km、27駅を持つ路線です。
この路線は「上下分離方式」を採用しており、鉄道車両(上部)は第三セクターの青い森鉄道が所有して旅客輸送を担当し、一方でレールや駅舎、ホームなどの施設や鉄道設備(下部)は青森県が保守・管理しています。全国的にも珍しい運営形態です。
東(ひがし)社長とご挨拶を交わした後、早速、当サポートデスクの概要をご説明し、その後、人材の確保や育成について意見交換を行いました。
青い森鉄道はもともとJR東北本線であり、東北新幹線の延伸に伴いJRから移管されました。
技術継承が大きな課題となっており、当初はJRからの出向者が多く在籍していましたが、現在は自社社員(プロパー社員)の育成・登用が進んでいます。

現在、従業員は約320名で、そのうち正社員の70%以上が30代以下と、若手が多く活躍している会社です。
職種としては、普段列車をご利用の際に目にする「運転士」や「駅員」のほか、直接お客様の目に触れる機会は少ないものの、社員数が最も多い「設備保守」、列車の検査や修繕を担当する「車両整備」、列車の運行管理を担う「指令員」、そして社員や会社全体を支える「事務職」があります。
これら各部門の社員の皆さんが、鉄道事業者として最も重要な使命である「安全・安定輸送」の確保に向け、一丸となって取り組んでいるとのことでした。
私はマイカー通勤のため、普段は利用する機会がありませんが、東社長から青い森鉄道の魅力についてお話を伺いました。

四季折々に変わる車窓の風景を楽しめるのはもちろん、浅虫温泉から西平内間の車窓に広がる陸奥湾に沈む夕日は格別です。
昨年は沿線の自治体と連携し、夕日を眺めながら車内でハイボールを味わう「ハイボール列車」を運行したところ、大変好評を博しました。

さらに、青い森鉄道に乗って南部町でさくらんぼ狩りを楽しんだり、八戸市の市場で新鮮な海の幸を味わったり、浅虫では温泉でゆっくりと心身を癒したりと、沿線のさまざまな魅力を列車の旅とともに満喫できるそうです。ぜひ、そんな旅をしてみたいですね。
今回の青い森鉄道株式会社の訪問は、今後の当デスクの運営に大いに役立つ貴重な機会となりました。
お忙しい中ご対応いただき、改めて感謝申し上げます。