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青森県営浅虫水族館を訪問しました

特集

みなさんこんにちは!
青森圏域Uターン就活サポートデスク就職相談員の神(じん)です。

今回は、青森県営浅虫水族館を訪問しました。

浅虫水族館Webサイト:https://asamushi-aqua.com/



 青森県内の皆さまにとっては、校外学習やご家族で一度は訪れたことのある青森県営浅虫水族館の魅力についてご紹介いたします。

 同水族館は年間約30万人の入館者数を誇り、県内有数の観光施設として、今年で開館42年目を迎えます。

 自然豊かな青森県に生息する多様な水生生物を展示しており、本州最北端に位置する地域に根ざした独自性のある水族館として、陸奥湾(むつわん)の海などを再現しています。


 太田館長(写真右)と佐藤副館長(写真左)にご挨拶をさせていただいた後、すぐに当サポートデスクの活動内容をご説明し、その後、人材の確保や目指す水族館の姿について意見交換を行いました。

 青森県営浅虫水族館の特徴としては、青森の厳しい冬でも遊び、楽しみ、学び、癒しを提供できる屋内施設であること、そして展示コーナーを活用して東京大学、東北大学、弘前大学と共同研究を行う施設である点が挙げられます。

 従業員は現在46名(男性19名、女性27名)で、職員の多くは地元出身ですが、飼育係に関しては全国の水族館ファンからの応募があり、採用されているとのことです。

 また、水族館では職員それぞれの個性を活かした役割を担っており、例えば、以前は漫画家を目指していた職員が館内のイラストを担当したり、学校などへの出前授業は元教師が担当、SNSや電子決済の管理は元システムエンジニアの職員が行うなど、多彩な経歴を持つ職員が活躍しており、いずれも好評を得ているそうです。


 職員のアイデアが反映された浅虫水族館独自の取組として、オリジナルグッズなどを販売する直営店の売り上げが好調であることが挙げられます。

 展示コーナーの独自性については、エゾハリイカの求愛行動、マコンブ、ハタハタ、青い森紅(くれない)サーモン、青森の水産資源と健康、海洋プラスチックによる被害状況、そして浅虫水族館におけるオットセイの保護事例の展示など、浅虫水族館ならではの貴重な展示や取組が行われています。

 こうした活動から、求められる水族館像をしっかりと受け止め、時代に即した進化を続けている印象を受けました。

 人材についての意見交換の中では、もし自分が青森県営浅虫水族館に採用されたら、「これをやりたい」「こんな新しい取組で子どもから大人まで楽しんでもらいたい」など、積極的で意欲的な人材を青森県営浅虫水族館は求めている、とのお話がありました。


 多岐にわたる意見交換を通じて、改めて青森県営浅虫水族館が地域に根ざした魅力と価値を持っていることを実感しました。

 この記事を読んで興味を持った方は、まだまだご紹介しきれない浅虫水族館の感動をぜひ体験しに訪れてみませんか?

 今年度、当デスクでは「地元でもやりたいことができる!」「知らなかった地元企業の魅力を知る!」という新たな取組を進めており、今回の訪問は大変貴重な経験となりました。
 

 最後に、太田館長に青森市を代表する観光施設である青森県営浅虫水族館が目指す、職員と来館者との関わりについてお伺いしました。

 浅虫水族館は、子どもの頃に校外学習や家族と訪れた感動を大切にし、その思いを胸に大人になって働く職員もいる、「楽しむ・学ぶ・癒しを与える」施設であり、スタッフの笑顔が来館者の笑顔につながることを大切にしています。
 その延長線上に、大きくなった子どもたちが「ここで働きたい」と思ってもらえるような水族館でありたいとお話しくださいました。

 今回の青森県営浅虫水族館訪問は、今後の当デスクの運用に大いに役立つ貴重な機会となりました。
 4月のご多忙な時期にご対応いただき、改めて感謝申し上げます。