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company information

北洋硝子株式会社を訪問しました

企業訪問

北洋硝子株式会社

 みなさんこんにちは!

 青森圏域Uターン就活サポートデスク就職相談員の神(じん)です。

 今回は、唯一無二の職人が集う青森市富田の北洋硝子株式会社を訪問しました。

 津軽びいどろHP:https://tsugaruvidro.jp/
 

津軽自然りんご

 

会社概要

 同社は、青森県認定の伝統工芸品の製造に長年従事し、高度な技術・技法・知識を有すると認められた「伝統工芸士」や、青森県が認定する「青森マイスター」を中心とした職人によって支えられている、全国でも数少ない「ハンドメイドのガラス工場」です。
 

工場外見

 

津軽びいどろ

 同社が手掛ける青森を代表する伝統工芸品「津軽びいどろ」は、1996年に県の伝統工芸品第1号に指定されていますが、意外にも、そのブランドが全て北洋硝子株式会社の所有のものであり、同社だけの技術で生み出されてきたという点に大変驚かされます。

 この「津軽びいどろ」シリーズは、100色以上もの色ガラスを自社で製作し、多彩な色ガラスを使用し日本の自然や青森の四季をモチーフとしたもので、2000年に石塚硝子株式会社の子会社となったことを機に販路が大きく拡大し、国内外から高い注目を集めています。
 

桜紀行 桜流し

 

担当者様の声

 「私たちは、卓越した技術と伝統の技法を駆使し、日本の四季を感じられる唯一無二のハンドメイドガラスを目指しています。
 完成した色とりどりの作品を、食卓やくつろぎの時間にそっと寄り添える存在にしたい。
 その想いを胸に、社員一同、日々ものづくりに励んでいます。」

 そんな同社を訪問し、当デスクの取組をご説明した後、続いて事業展開の方向性や今後求める人材像などについて意見交換を行いました。

 

職人

 同社では、それぞれに印象的なエピソードを持つ職人の方々が活躍しており、その一部をご紹介します。

  • 夏に毎年開催されるガラス市に祖母と訪れた思い出をきっかけに、その道を志した職人
  • 造園業や内装業など、幅広い「ものづくり」を経験したのち、地元の工芸品に携わる道を選んだ職人
  • 木工職人の父に憧れ職人の世界に飛び込み、北洋硝子での出会いを機にガラスの道へ転向した職人
  • 若手、女性ならではの視点で家庭や子育てと両立しながら技を磨き続ける職人

 

求める人材

 こうした職人たちの姿を踏まえ、望まれる人物像としては、「チームワークを大切にしながら、高温のガラスと真摯に向き合い、根気よく技術を習得できるかた」、そして「コミュニケーション力を持ち、ものづくりに情熱を注げるかた」とのことでした。
 

溶解作業

 

つなぐ伝統

 同社の職員の多くは青森市出身ですが、地域内外からの人材も活躍できる環境が整っています。
 ものづくりを通じて地域の未来を共に創っていきたいというかたは、新卒・既卒・転職を問わず、ぜひ当デスクまでご連絡ください。 

 今回の訪問では、職人一人ひとりが持つ高度な技術と深い想いの熱量に圧倒され、伝統を次世代へと繋ごうとする強い決意と情熱を肌で感じることができました。
 

生産風景宙吹き

 

おわりに

 若手や女性職人も、それぞれの個性と視点を活かしながら、日々ガラスに向き合い、地域の文化とものづくりの未来を切り拓こうと全力で取り組んでいます。

 こうした情熱に触れ、北洋硝子のものづくりへの真摯な姿勢と、伝統工芸を次世代へ継承していく使命感の強さを改めて実感しました。

 お忙しい中、ご対応くださった皆様に、心より感謝申し上げます。